キャッシュレス化を考える

 

 

どうも、東京都江戸川区で

社会保険労務士(社労士)をしています

人事コンサルタント・年金コンサルタントの

大園要です。

 

キャッシュレス社会への推進を

政府が打ち出して、数年が経過していますが、

一向に進みません。

なんでも、取引の80%は現金で、

その他のカード決済等は18.4%に

過ぎないという結果が出ています。

(総務省 キャッシュレスビジョンより)

18.4%は、2015年の結果ですが、

最新でも20%程度という見方が

有力な様ですね。

 

個人的な考えとしては、

サービスは、市民が選ぶもので、

市民権が出来るものと思っています。

なので、

政府のすることは、大変押し付けがましく

辟易してしまうところで、

いささか興醒めといった感覚で見ています。

 

基本的に犯罪が少なく、

大変治安が安定している日本で、

現金を持ち歩くことは、

普通のことで、理にかなっています。

治安が非常に悪い国だと

こうはいきませんよね。

また、売買とは、

その場の売り手と買い手の

瞬間的なマッチングであり、

基本的には、その場で完了して、

尾を引くことはありません。

 

それが、カード決済等により

データ化され、

実際、それらを

ビックデータとして活用すると

政府は言っていますよね。

そうしたら、どうなるのでしょう。

押し付けがましい通知などが来かねず、

結果、安心できなくなるし、大変迷惑・・・。

と感じるのは、いきつく至極まっとうな

考え方だと思っています。

 

また、カード決済と確実に違う点は、

日本全国の津々浦々で

確率云々ではなく、絶対に、

売買ができることです。

現金での決済は、

唯一無二の替えの効かない決済方法

といえるでしょう。

 

・・・と、まあ、

現金でいいんじゃないの?

という結論になりかねませんが、

私の考えは、あくまでも、

決済方法等は当事者(売り手と買い手)が

決めることであって、第三者である

国が押し付けることじゃありません!!

ということに尽きます。

 

さて、最近の私ごとなのですが、

仕事日で外出する際に

役所周りをし続ける様な日や、

又は、休日でブラブラしたい時などに、

MacBookを持ち歩くことがなくなりました。

 

理由は、iPhone+Apple Watchで

事足りてしまう様になったからです。

MacBookを持ち歩かなくなって・・・。

役所周りの際の提出書類以外は、

家の鍵だけで、バックも持たず、

手ぶらで動く様になり・・・。

あげく、財布を忘れる・・・。

という事が立て続けに

3回ほど続いてしまいました。

 

しかし、その3回とも

Apple PayのSuicaとクレジットカードによって、

そのまま特に困る事なく、

1日過ごせてしまった・・・。

この事実には、素直にビックリしました。

家に一旦財布取りに戻らなくて

良くなるなんて・・・。

スゲ〜!!

キャッスレスを

体感せざる得ない状況に置かれて、

以外にも、その便利さに驚いた!

というのが、正直な感想になります。

 

超便利!って思ったところで、

一つ、考えた事があります。

キャッシュレスってパターンあるのですよね。

1 カードそのものを(現物で)持ち歩く

2 スマホ等の内蔵技術からカード機能を活用する

それぞれ、何かしらのカードを使う事により

現金レスしますが、方法が違います。

1の場合は、何かしらのカードを持ち歩くことで

現金レスを行う方法で、

2の場合は、カードすら持たずに、

現金レスを行う方法になります。

 

また、活用するカードも

1 SuicaなどのICカード

2 クレジットカード

3 デビットカード

などいくつかありますよね。

 

キャッシュレス化を高く実現するためには

一つの方法ではなく、

色々な掛け合わせが必須になります。

何故かというと、カードって、

現金みたいに絶対的な

決済方法じゃないからです。

 

私の場合は、

Apple PayにSuicaと

クレジットカードを入れて

活用しています。

Suicaかクレジットカードの両方、

又はどっちかに対応しているのは

今まで、自分が行っていた店の

大体8割くらいになります。

 

ということは・・・。

使えない店が、2割ある・・・。

考えると、利用できない店の割合が

比較的高い方なのではないかと思います。

残念ながら、クレジットカード対応でも

Apple Payに対応していない店があります。

 

どういうことかというと、

実物のクレジットカードを

手渡しして切らせたり、

バーコードに差し込んで

暗証番号入力する必要がある

そんな店になります。

非接触で、ピッて感じの決済じゃないと

自分の場合は、買い物ができません。

財布を忘れた・・・というのが出発点のため、

現物のカードを持ち歩くことを

自分の場合、一切考えておりません。

(キャッシュレス化についての他のサイトと

違うのがこの点だと思います。

Apple Payの場合、

カードを読み込んでも、

Suicaは使えなくなりますが、

その他は、現物のクレジットカード自体も

iPhoneに読み込んだ後でも、

使うことができます。

一般的にキャッシュレスを考えているときは、

現物クレジットカードとスマホ決済の両方を

持ち歩いて一緒に活用する

パターンで考えている時が多いと思います。)

 

実際、決済の95%はSuicaになります。

クレジットカードは5%くらいで・・・。

こう考えると、キャッシュレス化でも

クレジットカードは、

なかなか普及しないですよね。

クレジットカードを使う場合、

安全性を高めるための暗号技術を使うので、

Face IDで本人確認を行うことになり、

一手間必要になるからです。

面倒臭いのでSuicaが

ファーストチョイスになっております。

 

なお、先ほどの

SuicaとApple Payのクレジットカードに

対応できていない2割の店については・・・。

基本、敬遠して

足が遠のく様になってしまいました。

 

だって・・・。

財布持っているのって

メンドーなんだもん。